上達とは「良いことを増やす」より先に「悪いことをやめる」プロセスです。この記事では、初心者帯の試合で毎日のように見られるNG行動を10個、原因と処方箋つきでまとめました。自分に当てはまるものが3つ以上あれば、新しい知識を学ぶよりこれらをやめる方がランクは上がります。
1. キルを追ってファームが止まる
症状:敵を深追いして時間を溶かす。キルは取れているのにソウルで負けている。
処方箋:このゲームのスコアはキル数ではなくソウルです。「追う時間で兵士何体分の収入を捨てているか」で考える癖を。詳しくはソウルの記事へ。
2. 体力ミリで居座る
症状:体力2割でレーンに残り、次の接敵で即死。
処方箋:低体力の自分は敵から見て「歩くソウル」です。回復手段がないなら一度下がる。死亡の損失(復活待ち+復帰時間)は帰還の損失より常に大きい。
3. ミニマップを見ない
症状:横から来た敵に「急に湧いた」と感じる。
処方箋:敵は湧きません、歩いてきています。10秒に1回のマップ確認を意識的に訓練する(レーン戦の記事参照)。死因の大半はエイム負けではなく情報負けです。
4. 全部の戦闘に参加しようとする
症状:マップ反対側の小競り合いに毎回駆けつけ、道中で試合から消えている。
処方箋:間に合わない戦闘には行かない。「到着した頃には終わっている」なら、その時間で手薄なレーンを押すかファームする方がチームに貢献できます。
5. 一人で敵陣に入る
症状:中盤以降、視界のない敵陣ジャングルに単独で侵入して捕まる。
処方箋:敵が3人以上マップから消えている時の単独敵陣入りは自殺行為です。あなたが捕まった瞬間、チームは6対5のオブジェクト戦を強制されます。
6. リスポーン後、毎回同じレーンに直行する
症状:死んだ場所に脊髄反射で戻る。
処方箋:復活のたびに「今チームに必要な場所」を選び直す。守るべきレーン、押せるレーン、湧いたオブジェクト。復活は配置転換のチャンスです。
7. ソウルを抱えたまま死ぬ
症状:大量のソウルを持ったまま前線に居座り、買い物せずに死ぬ。
処方箋:未使用のソウルは戦力になっていません。大きな買い物ができる額が貯まったら、次の集団戦の前に使う。「強くなってから戦う」を徹底する。
8. アビリティを「挨拶」で吐く
症状:接敵した瞬間に全アビリティを使い切り、本命の場面で丸腰。
処方箋:特にウルトと妨害系は「敵の何に合わせるか」を決めてから使う。何にも合わせず撃ったスキルは、外れていなくても無駄撃ちです。
9. チャットで反省会を始める
症状:試合中に味方のミスを指摘し、口論で3人がファームを止める。
処方箋:試合中の議論は1ソウルも生みません。伝えるべきは過去(誰が悪い)ではなく未来(次どうする)だけ。詳しくはコミュニケーションの記事へ。
10. 負け確定ムードで手を抜く
症状:序盤に崩れると「もう無理」とファームも防衛も雑になる。
処方箋:Deadlockは終盤の逆転性が高い設計です。不利側の仕事は「時間を買って敵のミスを待つ」こと(マップとローテーションの記事参照)。実際、大差からの逆転は珍しくありません。諦めた瞬間だけが本当の敗北です。
チェックリストとして使う
この10項目を印刷するなり、スマホにメモするなりして、試合後に「今日やってしまった番号」を数えてください。3試合連続でゼロなら、あなたはもう初心者帯を抜けています。
一度に全部直す必要はありません。上達ロードマップの記事で書いた通り、1試合1テーマで潰していきましょう。

