「なんかカクつく」には、まったく性質の異なる2つの原因が混ざっています。描画の問題(fps低下)と通信の問題(ラグ)です。対処が全然違うので、まず切り分けから始めましょう。
※開発中のタイトルのため、最適化状況やゲーム内設定項目は変わることがあります。この記事は原因切り分けの手順という、変わらない部分を扱います。
目次
STEP 1:fps低下かラグかを見分ける
ゲーム内の情報表示(fpsとping)を有効にして、カクつく瞬間にどちらの数値が乱れているかを見ます。
| 症状 | 原因の見当 |
|---|---|
| fpsが下がる/不安定 | 描画側(PC性能・設定・熱) |
| pingが跳ねる/パケットロス | 通信側(回線・ルーター・サーバー) |
| 敵がワープする、巻き戻る | ほぼ通信側 |
| 集団戦・エフェクト過多の時だけ重い | ほぼ描画側 |
STEP 2A:描画側(fps低下)の対処順
効果の大きい順に試します。
- グラフィック設定を一段下げる:影・エフェクト・描画品質系から(設定ガイドの記事参照)。解像度は最後
- fps上限を「安定して張り付く値」に設定する:出たり出なかったりする高fpsより、安定した中fpsの方が体感は滑らかです
- 裏で動くアプリを閉じる:ブラウザの動画タブ、配信ソフト、常駐アプリは意外なほどfpsを食います
- GPUドライバを更新する:開発中タイトルは新ドライバでの改善が入りやすい部類です
- 熱を疑う:プレイ開始直後は快適で、30分後に重くなるなら熱によるサーマルスロットリングの典型パターン。PC内部の清掃と吸排気の確認を
- ここまでで改善しなければハードの限界です。買い替え・増設の優先順位はデバイスの記事の考え方(投資対効果)で判断してください
STEP 2B:通信側(ラグ)の対処順
- 無線なら有線に:これで直るケースが最多です(デバイスの記事参照)
- 同居回線の使用状況を確認:家族の動画視聴・大型ダウンロードと時間帯が重なっていないか
- ルーターの再起動と設置年数の確認:5年以上前のルーターは買い替え候補
- サーバー選択の確認:アジアサーバーに接続されているか。VPNや特殊なネットワーク設定が経路を歪めていないか
- 時間帯で切り分ける:夜だけ重いなら回線の混雑(マンション共有回線など)が濃厚。契約の見直し領域です
STEP 3:ゲーム側の問題を疑う条件
自分の環境に変化がないのに、パッチ直後から急に重くなった場合は、ゲーム側の不具合や最適化の後退が原因のことがあります。開発中タイトルでは珍しくありません。
- コミュニティ(公式フォーラム・掲示板)で同症状の報告がないか確認する
- ゲームファイルの整合性チェック(Steamの機能)を実行する
- 該当する場合、対処は「修正パッチを待つ」が正解のことも多い。自分の環境をいじり倒す前に、まず他人も困っていないかを見る
予防としての習慣
- パッチ配信日はドライバとゲームの更新を済ませてからランクに行く(更新中の裏ダウンロードはラグの原因)
- 定期的なPC内部の清掃(目安:半年に1回)
- fps・pingの「普段の値」を覚えておく。異常は基準値があって初めて検知できます

