「どのヒーローを使えばいいですか?」は最も多い質問ですが、「今のTier上位」と答えるのは実は不正解です。Tierはパッチごとに入れ替わりますが、あなたの操作の好みは変わらないからです。この記事では、パッチに左右されない選び方の原則を解説します。
ロールで捉える:ヒーローの4分類
Deadlockに固定ロール制はありませんが、ヒーローの性質はおおむね4つに分類できます。
| タイプ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ガンナー型 | 銃のダメージが主軸。エイム依存度が高い | FPS出身。撃ち合いで勝負したい人 |
| スペル型 | アビリティが主軸。スピリットビルド中心 | MOBA出身。コンボと判断で勝負したい人 |
| タンク/イニシエーター型 | 硬さと突入力。集団戦の起点を作る | 前に出て試合を動かしたい人 |
| サポート/コントロール型 | 回復・妨害・地形操作で盤面を支配 | 味方を活かすことに喜びを感じる人 |
多くのヒーローは複数の性質を併せ持ち、ビルドで寄せる方向を変えられます。まず「自分はどのタイプの勝ち方が気持ちいいか」を自覚するのが出発点です。
最初の1体の条件:「強い」より「わかりやすい」
初心者の最初の1体は、Tierではなく次の条件で選ぶことを勧めます。
- 死ににくい:耐久力や離脱手段があるヒーロー。生き残れないと、このゲームの学習対象であるレーン戦もマクロも経験できません
- 仕事が明確:「この場面ではこれをする」が分かりやすいヒーロー。役割が曖昧なヒーローは判断の負荷が高い
- アビリティの成否が自分で分かる:当たった/外した、間に合った/遅れたが明確なスキル構成は、上達のフィードバックが速い
逆に、コンボ精度が要求される高難度ヒーローや、味方との連携前提のヒーローは、ゲーム理解が育ってからの方が真価を発揮できます。
メインヒーローを持つべき理由
「いろんなヒーローを触る」より「1体を使い込む」を先にすべきです。理由は明確で、変数を減らせるからです。
同じヒーローを使い続けると、負けた原因がヒーロー理解ではなく、レーン戦・マクロ・ビルド判断のどこにあるのかが切り分けられます。上達ロードマップの記事で書いた「1試合1テーマ」の練習も、ヒーローを固定してこそ機能します。目安として、まず1体で30〜50試合。ランクを上げる最短経路は、実はヒーローの使い込みです。
ヒーロープールの広げ方:メインの「弱点を埋める」順
1体に慣れたら、2体目以降は次の基準で選びます。
- メインが機能しない状況を埋める相棒:メインが不利な対面・構成の時に出せる、性質の違う1体
- よく負ける対面のヒーロー:敵として厄介なヒーローを自分で使うのが最速の対策学習です(上達ロードマップ参照)
- チームに足りない役割を埋められる1体:野良では構成が偏ります。前衛またはサポートを1体持っておくと、チームの穴を塞げてじわじわ勝率に効きます
目安は3〜5体のプール。それ以上広げると、どのヒーローも中途半端になりがちです。
パッチでメインが弱体化されたら
長く遊べば必ず訪れる場面です。指針を示します。
- まず10試合は使い続ける:弱体化の体感は数値ほど大きくないことが多く、ビルドや立ち回りの調整で吸収できる場合が大半です
- 「機能しなくなった」と「最強でなくなった」を区別する:後者なら乗り換え不要。ヒーロー熟練度はTier差1段分程度なら余裕で覆します
- 本当に機能しなくなった場合のみ、プール内の別ヒーローに軸足を移す
当サイトのTier Listは「現環境での相対評価」であり、「あなたが使うべきヒーロー」ではありません。Tierは乗り換えの参考程度に、選択の軸は常に自分の勝ちパターンに置いてください。
まとめ
- ヒーローはTierではなく「自分の気持ちいい勝ち方」で選ぶ
- 最初の1体は「死ににくい・仕事が明確・フィードバックが速い」
- 1体を30〜50試合使い込んでからプールを3〜5体に拡張
- 弱体化されても即乗り換えない。熟練度はTier差を覆す
各ヒーローの個別ガイドは、ヒーロー攻略カテゴリで順次公開していきます。

