【日付の表記について】この記事のタイトルと「11月4日のパッチ」という呼び方は、Valve公式の告知名「Minor Update – 11-04-2026」に合わせています。日本時間では2026年11月5日(木)14時02分に公開されました。
Deadlockにマイナーアップデートが公開されました。ヒールベインの重ね掛けが弱くなり、ヒーローはアポロ、バーバ、セレステ、デッドマン・ダニー、モー&クリル、ナース・ハロウ、ラットキングの7体に調整が入っています。全36項目の変更を日本語で整理し、主な変更がプレイにどう関わるかを解説します。
このパッチの要点
- ヒールベインの重ね掛けが弱体化されました。回復阻害は2スタックで57.8%→54.7%、4スタックで82.2%→72%に下がりました。
- アポロのリポストが強化されました。柄の打撃に武装解除と、相手の発動中のパリィを終了させる効果が加わりました。
- バーバの近接ダメージの増加量と耐性が下がりました。スピリット耐性の伸び、ブーンごとの近接ダメージ、おばあちゃんの長い脚の耐性が下がりました。
- セレステの妨害性能が弱体化されました。レディアントダガーは射程の効果がT2、スピリット増幅の効果がT3へ移りました。
- デッドマン・ダニーは追撃と回復が弱体化されました。体力半分未満の相手への商談成立の追加ダメージは+75%→+55%になりました。
- モー&クリルとナース・ハロウが強化されました。回復や妨害、射撃などの性能が上がりました。
- ラットキングは銃と王命が強化されました。一方、グレネードを近接攻撃したときの起爆までの延長時間は0.4秒→0.25秒になりました。
パッチノート全文(日本語訳)
Valve公式の原文にある36項目を、原文の順番で掲載しています。アイテム名とスキル名は保存済みの日本語表記を参照し、初出で英語名も併記しています。T1・T2・T3は、それぞれアビリティの第1・第2・第3段階の強化を指します。
全体[General]
今回の告知には、全体に関する項目はありません。
アイテム[Items]
- ヒールベイン(Healbane):重ね掛けの効果の減衰が従来より20%強くなります。2スタックの回復阻害は57.8%から54.7%に、4スタックでは82.2%から72%に下がります。
ヒーロー[Heroes]
アポロ(Apollo)
- リポスト(Riposte):柄の打撃に、相手を武装解除する効果が加わります。
- リポスト:柄の打撃が、相手がすでに発動しているパリィを終了させるようになります。
- リポスト:T2の持続時間延長が+0.6秒から+0.7秒に増えます。
- イタニ・ロー・サーン(Itani Lo Sahn):T3の追加ダメージが+50%から+60%に増えます。
バーバ(Baba)
- スピリット耐性の伸び(スケーリング)が0.7から0.5に下がります。
- ブーンごとの近接ダメージが10%下がります。
- バーバの特製紅茶(Baba’s Brew):クールダウンが27秒から28秒に延びます。
- バーバの特製紅茶:燃焼の秒間ダメージのスピリット補正が0.15から0.13に下がります。
- バーバの特製紅茶:サイクル時間が1.5秒から1.6秒に延びます。
- おばあちゃんの長い脚(Granny Long Legs):近接耐性が30%から25%に下がります。
- おばあちゃんの長い脚:デバフ耐性が30%から25%に下がります。
セレステ(Celeste)
- ダズリングトリック(Dazzling Trick):T3の追加サイレンス時間が+1.25秒から+0.75秒に短くなります。
- レディアントダガー(Radiant Daggers):射程が30mから25mに短くなり、この効果がT2へ移ります。
- レディアントダガー:1スタックごとのスピリット増幅が+7%から+6%に下がり、この効果がT3へ移ります。
- シャイニングワンダー(Shining Wonder):移動速度低下が−32%から−28%に弱まります。
- シャイニングワンダー:クールダウンが160秒から170秒に延びます。
- シャイニングワンダー:バウンド範囲が15.5mから15mに狭くなります。
- シャイニングワンダー:T1の移動速度低下が−16%から−14%に弱まります。
- シャイニングワンダー:T2の追加ダメージが+90から+80に下がります。
デッドマン・ダニー(Deadman Danny)
- 商談成立(Close The Deal):体力が半分未満の相手への追加ダメージが+75%から+55%に下がります。
- ストリクス・サルヴォ(Strix Salvo):スピリット補正が8%下がります。
- キメラ・マークI(Chimera Mk1):T2の命中時回復量が150から125に下がります。
- キメラ・マークI:T2の回復量のスピリット補正が2.0から1.7に下がります。
モー&クリル(Mo & Krill)
- スコーン(Scorn):ヒーローからの回復倍率が1.2倍から1.3倍に上がります。
- 穴掘り(Burrow):ダメージ半径が0.5m広がります。
- サンドブラスト(Sand Blast):T2の移動速度低下が−24%から−28%に、ダッシュ距離低下が−26%から−28%に強まります。
- 袋叩き(Combo):キルごとの体力増加量が40から50に増えます。
ナース・ハロウ(Nurse Harrow)
- 弾薬ダメージが8%増えます。
- クリーピングテラー(Lurking Terrors):垂直角度が50%から65%に増えます。
- クリーピングテラー:恐怖がたまるまでの時間が2秒から1.75秒に短くなります。
ラットキング(Rat King)
- 弾薬ダメージが5.7から5.8に増えます。
- 弾数が24から26に増えます。
- スクラップグレネード(Scrap Grenade):近接攻撃を当てたときの起爆までの延長時間が0.4秒から0.25秒に短くなります。
- ラッタニアの王命(Rule, Ratannia!):移動速度が+3mから+4mに上がります。
- ラッタニアの王命:T1にクールダウン−25秒が加わります。
原文の表記について:バーバのスピリット耐性の係数は0.7→0.5、特製紅茶は「Cycle time(サイクル時間)」と記載されています。ナース・ハロウの垂直角度は原文でも%表記のため、そのまま掲載しています。これらの詳しい計算方法や判定範囲は、今回の告知だけでは確認できません。
ヒールベイン:重ね掛けの効果が下がります
ヒールベインは、複数の効果を重ねたときの回復阻害が弱くなります。2スタックでは57.8%から54.7%へ、4スタックでは82.2%から72%へ下がります。特に、何重にも重ねたときの値を見直したい変更です。
「減衰が20%強くなる」という説明は、ヒールベイン単体の回復阻害が20%下がるという意味ではありません。以前と同じだけ重ねても同じ回復阻害にはならないため、チームで対策を考えるときは、今回のスタック数ごとの値を確認してください。
アポロ:リポストで相手のパリィを終了させるようになりました
リポストの柄の打撃に武装解除の効果が加わり、相手がパリィをしている場合は、そのパリィを終了させるようになりました。アポロと近距離で戦うときは、パリィをしているから安全だとは考えず、この打撃を警戒する必要があります。
強化されるのはリポストの該当する打撃です。アポロのすべての近接攻撃がパリィを無効にするという変更ではありません。T2の持続時間延長も+0.6秒から+0.7秒になりますが、原文には今回加わる武装解除の持続時間は書かれていません。
バーバ・セレステ・ダニー:主な弱体化を確認
バーバ:近接ダメージの増加量と耐性が下がりました
バーバはスピリット耐性の伸びとブーンごとの近接ダメージが下がり、おばあちゃんの長い脚の近接耐性・デバフ耐性も30%から25%になります。特製紅茶はクールダウンが1秒長くなり、燃焼ダメージのスピリット補正も下がります。
近距離で攻撃を受けながら戦う場面では、以前と同じ体力や成長段階でも、同じように耐えられるとは限りません。特製紅茶を再び使えるまでの時間も見て、次に近づくタイミングを判断してください。
セレステ:強化の振り方を見直す
レディアントダガーは、射程の効果がT2、スタックごとのスピリット増幅がT3へ移ります。射程は30mから25m、スピリット増幅は+7%から+6%に下がるため、数値の変更と、効果を得る段階の変更を分けて確認してください。
シャイニングワンダーもクールダウンが160秒から170秒に延び、スロウとT2の追加ダメージが弱くなります。保存済みのビルドを使う人は、過去の強化順がどの効果を目当てにしていたかを見直しておきたいところです。
デッドマン・ダニー:低体力の敵への追加ダメージと回復量が減りました
商談成立は、体力が半分未満の相手への追加ダメージが+75%から+55%になります。弱った相手を追いかけるときは、以前の感覚だけで倒し切れると判断せず、相手の残り体力を確認してください。
キメラ・マークIはT2の命中時回復量が150から125に下がり、回復量のスピリット補正も2.0から1.7になります。命中させて回復しながら戦う場面にも影響するため、自分の残り体力と離脱手段を合わせて見ておきたい変更です。
モー&クリル・ナース・ハロウ・ラットキング:主な強化を確認
- モー&クリル:スコーンのヒーローからの回復倍率が1.2倍から1.3倍になり、穴掘りのダメージ半径も広がります。サンドブラストのT2は移動速度・ダッシュ距離の両方を−28%にする調整です。回復の倍率が上がる対象は、ヒーローであることに注意してください。
- ナース・ハロウ:弾薬ダメージが8%増え、クリーピングテラーは恐怖がたまるまでの時間が2秒から1.75秒になります。相手にする側は、恐怖がたまる状況から以前より早めに離れることを意識してください。
- ラットキング:弾薬ダメージが5.7から5.8、弾数が24から26になり、王命の移動速度とT1も強化されます。一方、グレネードを近接攻撃したときの起爆までの延長時間は短くなるため、以前と同じタイミングで殴り続ける使い方は見直してください。
まず確認したいのはセレステの強化順です。数値だけでなく、効果を得る段階も変わっています。アポロと戦う人は、リポストの柄の打撃でパリィが終わる点にも注意してください。今回の変更だけで最適ビルドやヒーローの順位までは決められないので、使っている効果がどう変わったかを先に確かめたいところです。
このパッチを受けて確認すること
- ヒールベインを使う人:重ね掛けに頼る場合は、2スタックと4スタックの回復阻害がどう変わったかを確認してください。
- アポロと戦う人:リポストの柄の打撃で、発動中のパリィを終了させられることを意識してください。
- セレステを使う人:レディアントダガーのT2・T3と、保存済みビルドの強化順を見比べてください。
- バーバ・ダニーを使う人:以前の耐久力や回復量を前提に追いかけず、残り体力と次のアビリティまでの時間を確認してください。
- ラットキングを使う人:グレネードを近接攻撃したあとの起爆タイミングと、王命のT1の変更を確認してください。
まとめ
11月4日のパッチは、ヒールベインの重ね掛けと7ヒーローを調整するアップデートです。バーバ・セレステ・デッドマン・ダニーは弱体化が中心で、アポロ・モー&クリル・ナース・ハロウには強化が入ります。ラットキングは銃と王命が強くなる一方、グレネードの起爆を先延ばしする時間は短くなります。
特に、セレステの強化段階の変更と、アポロのパリィを終了させる効果は、普段の操作や強化の選び方を見直すきっかけになります。なお、この記事ではパッチ後の試合データを集計していないため、勝率や最適ビルドの変化は未確認です。
あわせて読みたい:10月30日パッチ解説/10月14日パッチ解説/パッチノート一覧
出典:Steam公式ニュース「Minor Update – 11-04-2026」(日本時間2026年11月5日14時02分)を日本語で訳し、要約・整理したものです。プレイへの影響は公式の変更内容をもとにした編集部の見立てです。




