※前半は軸と考え方の原則を扱い、後半に現行の代表アイテムを実データつきで掲載しています。効果値はパッチで変動します。
スピリットビルドの3つの軸
アビリティを強くする方法は、突き詰めると3軸しかありません。
| 軸 | 何が伸びるか | 例えるなら |
|---|---|---|
| スピリットパワー系 | 1発の威力(スケーリング倍率に乗る) | 弾の口径を上げる |
| クールダウン系 | 撃てる回数 | 装填速度を上げる |
| 持続・範囲・効果強化系 | 当たる面積と時間 | 弾を大きくする |
同じ予算でも、単発の大技持ちはパワー系、回転の速い小技持ちはクールダウン系が効率的、というようにヒーローのスキル構成が最適な軸を決めます。
「スピリットスケーリング」の読み方
各アビリティにはスピリットパワー1あたりの上昇量(スケーリング)が設定されています。ここから実践的な指針が導けます。
- スケーリングの高いスキルを持つヒーローほど、パワー系アイテムの費用対効果が高い
- 同じヒーローでも、スキルごとにスケーリングは違う。自分のビルドの「主砲」が何かを意識して、主砲が伸びる軸に投資する
- スケーリングの数値はゲーム内のスキル詳細で確認できます。
クールダウンは「隠れた万能ステータス」
クールダウン短縮の価値は、火力換算以上のものがあります。
つまりクールダウンは、火力型にも支援型にも腐らない投資です。迷ったらクールダウン、は多くのスピリットヒーローで通用する経験則です(ただしウルト一発が本体のヒーローは、ウルト用の短縮を優先する設計もあります)。
武器ヒーローにも「スピリット1枠」の価値がある
スピリットタブは魔法型専用ではありません。射撃主体のヒーローでも、序盤の安いスピリットアイテム1〜2個で、補助スキルの威力・妨害が目に見えて改善することがあります。ヒーロー個別ガイドの「おすすめアイテム」欄で序盤にスピリット系が挙がっているのはこの理屈です。
対スピリット防御への向き合い方
敵がスピリット耐性を積み始めたら、選択肢は武器の記事と同じ構図です。
- 耐性低下・貫通系で正面から上書き
- 武器比重へ移して逆側を殴る
- ダメージではなく妨害へ価値を移す(スロウ・拘束・沈黙はいくら耐性を積まれても機能する)
3番はスピリットビルド特有の逃げ道です。ダメージが通らなくなっても、CCの価値は消えません。「火力で勝てないならユーティリティで勝つ」への転換は、スピリット型の柔軟性そのものです。
まとめ
- スピリットの投資軸は「威力・回数・面積」の3つ。主砲のスケーリングに合わせて選ぶ
- クールダウンは火力にも生存にも支援にも効く万能枠
- 武器ヒーローでも序盤のスピリット1枠は費用対効果が高い
- 耐性を積まれたら、ダメージから妨害へ価値を移す道がある
3軸の代表アイテム(実データ)
スピリットタブのアイテムは現在56種です。上の3軸に当てはめると次のようになります。
| 軸 | 主なアイテム(価格) |
|---|---|
| スピリットパワー系 | Extra Spirit(800)、Mystic Burst(800)、Improved Spirit(1,600)、Escalating Exposure(6,400)、Boundless Spirit(6,400) |
| クールダウン系 | Compress Cooldown(1,600)、Superior Cooldown(3,200)、Rapid Recharge(3,200)、Transcendent Cooldown(6,400)、Refresher(6,400) |
| 持続・範囲・効果強化系 | Mystic Expansion(800)、Duration Extender(1,600)、Greater Expansion(3,200)、Superior Duration(3,200)、Mystic Reverb(6,400) |
見落とされがちな第4の軸:「付与(Imbue)」アイテム
Deadlockには、特定のアビリティ1つを指定して強化するタイプのアイテムがあります。現在11種あり、そのうち10種がスピリットタブです。
| アイテム | 価格 | 指定したアビリティに何をするか |
|---|---|---|
| Mystic Expansion | 800 | 射程と効果範囲を拡大 |
| Compress Cooldown | 1,600 | クールダウンを短縮 |
| Duration Extender | 1,600 | 効果時間を延長 |
| Quicksilver Reload | 1,600 | 時間で溜まり、スピリットダメージと射撃速度を上乗せ |
| Surge of Power | 3,200 | 恒久的なスピリットパワーを付与。使用時に追加効果 |
| Mercurial Magnum | 6,400 | Quicksilver Reloadの上位版 |
| Frostbite Charm | 9,999 | クールダウン短縮+スピリットパワー |
| Omnicharge Signet | 9,999 | アビリティチャージを追加 |
| Ballistic Enchantment | 3,200(武器) | 射程を拡大し、そのアビリティで与ダメージすると武器強化 |
付与アイテムは「主砲が1つに決まっているヒーロー」ほど費用対効果が高くなります。逆に、複数のスキルを均等に使うヒーローでは、汎用のパワー系やクールダウン系のほうが総合的に伸びます。自分のビルドの主砲が明確かどうかが、この軸を選ぶかの分かれ目です。
また、スピリットタブはアクティブアイテムが22種と3タブ中で最多です。妨害・脱出・中断といった「4つ目のアビリティ」を求めるなら、まずこのタブを見てください。
▶ 妨害系の使い分けは アンチアイテム完全版 の「知らないと損をする7つの仕様」に整理しています。
※アイテム名・価格は2026年8月31日時点の公開アセットデータに基づきます。効果値はパッチで変動します。
▶ スピリット56種を含む全173アイテムの一覧は アイテム全173種一覧 へ。

