DeadlockはSource 2製なので、他のValve製タイトルと同じようにスキンや効果音を差し替えるMODを入れられます。GameBanana には Deadlock 向けだけで7,400件以上のMODと3,900件以上のサウンドが投稿されています。
この記事では導入手順を2通り紹介しますが、その前に必ず知っておくべき前提が3つあります。ここを飛ばすとアカウントを危険に晒すか、アップデートのたびにゲームが起動しなくなります。
最初に:3つの前提
| 前提 | 内容 |
|---|---|
| 1. MODはあなたの画面にしか反映されない | MODはクライアントサイドです。あなたがスキンを入れても、他のプレイヤーには既定のモデルとテクスチャが見えています。見せ合うことはできません |
| 2. Valveの公式見解は存在しない | 2026年9月時点で、ValveはDeadlockのMODについて公式な方針を出していません。「許可されている」という公式発表も、「禁止」という公式発表もない状態です |
| 3. アップデートで確実に壊れる | パッチはアセット名やVPKの中身、UIを書き換えます。大型アップデート後に古いMODがそのまま動くことはまずありません。設定ファイルも上書きされて元に戻ります |
2番目が重要です。「黙認されている」と「許可されている」は違います。現状バン報告は見当たりませんが、それは方針が定まっていないだけであって、将来も安全だという保証ではありません。とくに正式リリース後に公式スキンが販売されるようになれば、扱いが変わる可能性があります。
この記事は見た目と音を変えるMODを前提に書いています。ゲームプレイに影響するMODについては後半の「触ってはいけない領域」を必ず読んでください。
導入方法は2通り
| MODマネージャー | 手動導入 | |
|---|---|---|
| 難易度 | 簡単 | 中 |
| 設定ファイルの編集 | アプリが自動で行う | 自分でテキスト編集する |
| ON/OFF切り替え | ボタン1つ | ファイルを出し入れする |
| アップデート後の復旧 | バニラ状態へのリセット機能あり | 手作業でやり直す |
| 向いている人 | とりあえず試したい/複数MODを入れ替える | 1〜2個だけ入れる/アプリを増やしたくない |
当サイトのおすすめはマネージャーです。gameinfo.gi の書き換え、ファイル名の付け替え、アップデート後の修復、元に戻す作業まで自動でやってくれるので、手動導入で起きやすい失敗をほぼ避けられます。MODが1つだけでもマネージャーを使うほうが確実です。
方法A:MODマネージャーを使う(推奨)
当サイトでは Deadlock Mod Manager をおすすめしています(運営者は v1.1.0 で導入を確認)。Windows / macOS / Linux に対応し、オープンソースでGitHubからダウンロードできます。GameBananaのMODをアプリ内から検索・導入できるので、ブラウザとフォルダを往復する必要がありません。
- 先にSteamで「ゲームファイルの整合性を確認」を実行する。過去に手動でMODを入れたことがある場合は必須です
- 公式サイトからアプリをダウンロードしてインストールする
- 起動するとDeadlockのフォルダを自動で検出する
- アプリ内でMODを探し、Download Mod → Enable Mod
- Launch Modded からゲームを起動する
注意点が2つあります。設定ファイル(後述の gameinfo.gi)が読み取り専用になっていると失敗します。またアプリが設定ファイルを書き換えるのは初めてModded起動したときなので、それ以前は普通に起動しても何も変わりません。
もう一つ Grimoire というマネージャーもあります。プロファイル切り替えやヒーローごとのスキン管理ができ、テレメトリ(利用状況の送信)を行わない設計です。ただし2つのマネージャーを同じインストールに同時に使ってはいけません。どちらか一方に決めてください。
方法B:手動で導入する
⚠ 手動導入は自己責任でお願いします。当サイト運営者はマネージャーでの導入しか試していません。この手順は複数の解説サイトの記載を照らし合わせてまとめたもので、実際の環境では確かめていません。ゲームのファイルを直接書き換えるため、不安な人は方法A(マネージャー)を使ってください。また、マネージャーと手動導入を混ぜないでください。マネージャーはファイル名を自動で振り直すため、手動で置いたファイルと競合します。
手順1:ゲームフォルダを開く
Steamライブラリで Deadlock を右クリック →「管理」→「ローカルファイルを閲覧」。開いたフォルダから game → citadel と進みます。
手順2:gameinfo.gi に1行追加する
game/citadel/gameinfo.gi をテキストエディタで開き、SearchPaths のブロックを探します。そこに Game citadel/addons の1行を追加します。
SearchPaths
{
Game_Language citadel_*LANGUAGE*
Game citadel/addons
Mod citadel
Write citadel
Game citadel
Mod core
Write core
Game core
}追加するのは Game_Language の下の1行だけです。他の行は触りません。最近の版では最初から Game citadel/addons が入っていることがあります。すでにあれば追加せず、同じ行を2つにしないでください。
ファイル下部の ConVars などを書き換える方法が紹介されていることもありますが、2026年3月ごろの不正対策以降は効かなくなったという報告があります。触るのは SearchPaths の1行だけにしてください。
波括弧 { } を壊さないように注意してください。崩れると起動時に KeyValues parsing error が出ます。編集前にファイルをコピーしておくと安全です。
手順3:addons フォルダを作る
game/citadel/ の中に addons という名前のフォルダを作ります(すでにあればそのまま使います)。
手順4:VPKファイルを置いて名前を変える
GameBananaなどからダウンロードしたMODを展開すると .vpk ファイルが出てきます。これを addons フォルダに入れ、次の規則で名前を変えます。
| 項目 | ルール |
|---|---|
| ファイル名 | pak01_dir.vpk の形式。番号は 01〜99 |
| 複数入れるとき | pak01_dir.vpk、pak02_dir.vpk…と連番にする |
| 1つのMODが複数ファイルのとき | 番号をそろえる(例:pak03_dir.vpk と pak03_000.vpk) |
| 優先順位 | 番号が小さいほど優先とされている。同じ部位を書き換えるMODが競合したら、小さい番号のほうが反映される |
| 名前が違うと | まったく読み込まれない。エラーも出ないので気づきにくい |
ゲームを起動して反映されていれば完了です。
触ってはいけない領域
ここがこの記事でいちばん大事な部分です。同じ「MOD」でも、見た目を変えるものと情報を増やすものはまったく意味が違います。後者は実質的にチートであり、公式方針が定まった時点で真っ先に処罰対象になる種類のものです。
| 入れてよい(見た目と音) | 避けるべき(有利になる) |
|---|---|
| ヒーローのスキン・モデル差し替え | 敵の輪郭表示(壁越しの視認) |
| 武器やエフェクトの見た目 | 霧・視界遮蔽の除去 |
| 効果音・ボイスの差し替え | 足音の増幅 |
| UIの配色やフォント | ミニマップの情報量を増やす |
| ロード画面・メニューの装飾 | 相手の状態が分かるもの(敵のクールダウン・敵ウルトの残り時間など) |
| — | マクロ・自動移動・リコイル制御 |
| — | セキュリティ機能の無効化を要求するもの |
右側は「MODだから大丈夫」という話にはなりません。本来見えない情報を見えるようにする改変は、どのタイトルでもチート扱いです。最後の行はとくに危険で、ウイルス対策の除外設定やアンチチートの停止を求めてくるものは、MOD以外の何かが仕込まれている可能性を疑ってください。
グレーなもの:ブリッジのバフや中立キャンプの出現時刻を知らせる通知は、時刻そのものが決まっていて公開されている情報なので、相手の隠れた情報を暴くものではありません。ただしValveが何を許すかの方針を出していないため、当サイトでは「グレー」と考えています。気になる人は切っておくのが安全です。
アカウントを守る考え方はアカウントの守り方とコミュニティのマナーにまとめています。
おすすめのMODの選び方
当サイトとしては、マネージャーのMODストアを「ダウンロード数」順に並べ替え、上位から選ぶのをおすすめしています。たくさん使われているMODほど、不具合が早く見つかって直されやすく、アップデートへの追随も早い傾向があるためです。
ただしダウンロード数は「安全」や「公平」を保証するものではありません。上位のMODでも、入れる前に次の2点は確認してください。
- 見た目・音の変更だけか:上の「触ってはいけない領域」の右側に当たる機能(相手の情報を増やすもの)が入っていないか
- 最近更新されているか:パッチ後に更新が止まっているMODは、表示が崩れたり誤った情報を出したりすることがある
ダウンロード数上位のMOD(2026年9月22日時点)
Deadlock Mod Manager のMODストアで「ダウンロード数」順に並べたときの上位です。
| MOD | 種類 | ダウンロード数 | 当サイトの見方 |
|---|---|---|---|
| QOL Lock(civo) | HUD・UIの総合改造 | 約692万 | 便利だが機能が多い。設定を確認して使う |
| Always Show Passive(Hanturaya) | 自分のアイテム表示 | 約87万 | 自分の情報のみ。パッチ後は必ず更新 |
| Jacket (Billy Overhaul)(amperesevere) | Billyのスキン | 約73万 | 見た目のみ |
| Yamato redesign(Kirill Senzu) | Yamatoのスキン | 約64万 | 見た目のみ |
QOL Lock:一番人気だが、中身を確認して使う
2位の約8倍という、ダウンロード数が突出したMODです。HUDやUIをまとめて作り替える総合改造で、作者によると100以上の機能と300以上の設定項目があり、自分好みに切り替えて使う作りになっています。
便利な反面、機能の中には中立キャンプの出現やブリッジのバフの時刻を音声で知らせるものも含まれます(作者が別に公開していた通知MODについて「QOL Lockの中核機能になった」と説明しています)。出現時刻そのものは決まった時刻で、当サイトでも解説している公開情報ですが、Valveは何を許すかの方針をまだ出していません。気になる人は、時刻を知らせる系の機能を切って、見た目の変更だけで使うのが安全です。
Always Show Passive:自分の情報だけ、ただし古い版は危ない
正式名は「Always Show Passive Items and Actives Icons」。普段は隠れている自分のパッシブアイテムやアクティブアイテムのクールダウンを常に表示するMODです。相手の情報は増えません。
注意点は1つで、パッチ後は必ず最新版に更新すること。作者自身が「古いファイルのままだとアイテムの性能表示がおかしくなる」と警告しており、実際に2026年5月には、古い版を使ったままだとアイテムの数値が前のパッチのものに戻って見え、一部のアイテムが買えなくなったという報告が公式フォーラムに出ています。
スキン系:まずはここから
Jacket(Billy)や Yamato redesign のようなスキンは見た目だけの変更なので、初めての1本に向いています。自分の画面でだけ変わり、相手からは元の見た目のままです。
ストアには成人向けの内容を含むMODもあり、一覧ではぼかし表示になっています。配信や画面共有をする人は、入れる前に中身を確認してください。
アップデートが来たときの手順
大型アップデート後は必ずこの順番で確認してください。MODを入れたまま起動して不具合が出ると、ゲーム側の問題なのかMODの問題なのか切り分けられなくなります。
- 先に全部のMODを無効化する(マネージャーならOFF、手動なら
addonsから出す) - MODなしの状態でゲームを起動して、正常に動くか確認する
gameinfo.giが上書きされていたら、手順2をもう一度行う- MODを1つずつ戻して、そのつど起動確認する
- 動かなくなったMODは、配布元で更新版が出るまで外しておく
4番目を省略して一気に戻すと、どのMODが原因か分からなくなります。面倒でも1つずつが結局いちばん速いです。
うまくいかないときのチェックリスト
| 症状 | 確認すること |
|---|---|
| MODが反映されない | ファイル名が pak01_dir.vpk の形式になっているか。拡張子が .vpk.vpk になっていないか |
| 反映されない(マネージャー使用時) | gameinfo.gi が読み取り専用になっていないか。Launch Modded から起動しているか |
| 起動時にエラーが出る | gameinfo.gi の波括弧が壊れていないか |
| アップデート後に急に反映されなくなった | gameinfo.gi が初期状態に戻っている。追加した1行を入れ直す |
| MOD同士がぶつかる | 同じ部位を書き換えていないか。番号の小さいほうが優先される |
| 動作が重くなった | 高解像度テクスチャのMODを外して確認する。重い・カクつく時の対処も参照 |
| そもそも起動しない | 次項の手順で完全に元に戻す。起動しない・クラッシュする時の対処も参照 |
完全に元に戻す方法
いちばん確実なのはSteamの「ゲームファイルの整合性を確認」です。Steamライブラリで Deadlock を右クリック →「プロパティ」→「インストール済みファイル」→「ゲームファイルの整合性を確認」。gameinfo.gi が公式の状態に戻ります。
個別のMODを外すだけなら、addons フォルダから該当の .vpk を削除するだけで済みます。gameinfo.gi の1行は戻さなくても問題ありません(読み込むフォルダが空になるだけです)。
まとめ
- MODは自分の画面にしか反映されない。他人には既定の見た目が見えている
- Valveの公式方針は存在しない。黙認されているだけで、許可されているわけではない
- 3個以上入れるならマネージャー、1〜2個なら手動で十分
- 手動の要点は「gameinfo.gi に1行追加」+「addonsフォルダ」+「pak番号のファイル名」の3つだけ
- 番号が小さいほど優先。競合したときはここで調整する
- 情報を増やすMODには手を出さない。輪郭表示・霧除去・足音増幅・敵のクールダウン表示は実質チート
- アップデート後は全部OFF →バニラ確認 → 1つずつ戻す
- 元に戻すならSteamの整合性確認が最短
関連記事:初期設定ガイド/重い・カクつく時の対処/起動しない・クラッシュする時の対処/アカウントの守り方/配信・動画投稿ガイド
出典:配布元は GameBanana「Deadlock」(MOD 7.4k件・サウンド 3.9k件、確認日2026年9月16日)、マネージャーは Deadlock Mod Manager 公式サイトおよび 同ドキュメント。手動導入の手順は Deadlock Modding「Installing Mods」、DeadlockSkins.gg、公式フォーラムの報告ほかコミュニティ資料を照合(運営者は未検証)。おすすめMODは Deadlock Mod Manager のストア(ダウンロード数順)と QOL Lock・Always Show Passive の配布ページ。確認日:2026年9月22日。ValveはDeadlockのMODについて公式方針を公表していません。MODの導入は自己責任で行ってください。当サイトは導入により生じた不具合・アカウント上の不利益について責任を負いません。仕様はアップデートにより変動します。




