30秒で分かる結論
| 項目 | 結論 |
|---|---|
| 迷ったら | スピリット標準型 |
| 最初に買うもの | Extra Spirit か Mystic Burst → Sprint Boots → 回復系 |
| 中盤の中心 | Compress Cooldown系(電撃球に付与)、Mystic Expansion系、Duration Extender系 |
| スキル | Lightning Ball優先、次にPower Surge。Static Chargeは1ポイントで長く使う。ウルトは取れる時に必ず |
| 苦手な相手への変更 | 中断アイテム(Knockdown等)が増えた → ウルトへの投資を止めて通常スキルと生存へ スピリット耐性を積まれた → 耐性低下系か妨害へ 単独ファームを狩られる → 耐久・脱出系を1枠 |
詳しい理由は下の各見出しで説明しています。
集計結果:Sevenのアイテム(ランク戦、2026年9月30日〜10月5日)
集計の条件:ランク戦、2026年9月30日〜10月5日(新マップ後)、30分以上続いた試合。購入時間は、Tier 3 が20〜35分、Tier 4 が30〜50分に限っています。Broker で腐敗化された購入は含みません。Sevenのアイテム購入者の平均勝率は、Tier 3 が54%、Tier 4 が55.1%です(全ヒーローでは、Tier 3 が50.3%、Tier 4 が54.3%)。
補正差とは、Sevenで買ったときの勝率と、Sevenの同じTierの平均との差から、他のヒーローで同じアイテムを買ったときの同じ差を引いた値です。ヒーロー自体の強さの違いを除いて、「Sevenで特に高い/低い」かを見るために使っています(単位はポイント)。
よく買われているアイテム
各Tierで、購入数の多い上位8アイテムです。購入割合は、そのTierの全購入に占める割合です。
| Tier | アイテム | 枠 | 購入数 | 購入割合 | 勝率 | 補正差 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Tier 3 | Superior Duration | スピリット | 8,475 | 22.9% | 54.7% | −2.3 |
| Tier 3 | Greater Expansion | スピリット | 5,615 | 15.2% | 56.4% | −0.1 |
| Tier 3 | Superior Cooldown | スピリット | 5,457 | 14.7% | 56.3% | −0.4 |
| Tier 3 | Toxic Bullets | 武器 | 3,814 | 10.3% | 53.4% | +1.5 |
| Tier 3 | Rapid Recharge | スピリット | 3,442 | 9.3% | 53.2% | −0.6 |
| Tier 3 | Spirit Resilience | 耐久 | 3,186 | 8.6% | 54.5% | +0.4 |
| Tier 3 | Spirit Rend | 武器 | 1,856 | 5% | 52.2% | −3.4 |
| Tier 3 | Metal Skin | 耐久 | 835 | 2.3% | 43.6% | +0.3 |
| Tier 4 | Boundless Spirit | スピリット | 6,154 | 13.1% | 55.1% | +1.2 |
| Tier 4 | Infuser | 耐久 | 5,210 | 11.1% | 55% | +0.1 |
| Tier 4 | Unstoppable | 耐久 | 5,029 | 10.7% | 53.8% | +0.3 |
| Tier 4 | Spirit Burn | スピリット | 4,019 | 8.6% | 61.1% | +5.8 |
| Tier 4 | Transcendent Cooldown | スピリット | 3,872 | 8.2% | 57.1% | +1.7 |
| Tier 4 | Refresher | スピリット | 3,733 | 7.9% | 52.8% | −1.2 |
| Tier 4 | Spiritual Overflow | 武器 | 3,181 | 6.8% | 52.3% | −1.2 |
| Tier 4 | Lightning Scroll | スピリット | 3,074 | 6.5% | 57.3% | +1.0 |
平均との差が大きかったアイテム
購入数が300以上で、補正差の大きさが標準誤差(件数による誤差の目安)の2.5倍以上のアイテムです。前半は9月30日〜10月2日、後半は10月3日以降で、同じ向きかを確認しています。
| Tier | アイテム | 購入数 | 勝率 | 補正差 | 前半(9/30〜10/2) | 後半(10/3〜) | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Tier 3 | Superior Duration | 8,475 | 54.7% | −2.3 | −1.4 | −3.4 | 前後半とも同じ向き |
| Tier 3 | Spirit Rend | 1,856 | 52.2% | −3.4 | −2.6 | −4.8 | 前後半とも同じ向き |
| Tier 4 | Spirit Burn | 4,019 | 61.1% | +5.8 | +5.4 | +6.5 | 前後半とも同じ向き |
| Tier 4 | Escalating Exposure | 2,846 | 49.1% | −4.9 | −5.7 | −3.8 | 前後半とも同じ向き |
集計から言えること
- 事実:Tier 4 の Spirit Burn(購入の8.6%)は、勝率61.1%(Seven の Tier 4 平均は55.1%)で、補正差は+5.8でした。前半+5.4・後半+6.5と同じ向きです。他のヒーローでは同程度の差は出ていません(Graves+1.7、Paige+0.8)。
- 事実:Tier 4 の Escalating Exposure(−4.9、2,846)は勝率49.1%で、Paige(+2.8)や Graves(+1.7)とは逆向きでした。
- 事実:Tier 3 で最も多く買われている Superior Duration(購入の22.9%)は−2.3(前半−1.4、後半−3.4)、Spirit Rend は−3.4でした。Greater Expansion(−0.1)と Superior Cooldown(−0.4)はほぼ平均です。
- 見立て:差の理由は、このデータでは分けられません。Spirit Burn の効果の中身は公式の説明を確認していないため、この記事では評価しません。
本記事の推奨ビルドとの関係
- 推奨の序盤・中盤(Extra Spirit、Mystic Burst、Compress Cooldown、Mystic Expansion 系、Duration Extender 系など)は、多くが Tier 1〜2(価格800〜1,600)で、この集計の対象外です。
- 終盤に置いている Boundless Spirit(+1.2)と、クールダウン上位の Transcendent Cooldown(+1.7)は、平均をやや上回る程度でした。
- 持続時間系では、Tier 3 の Superior Duration が最も多く買われていますが、補正差は低めでした。本記事の中盤の構成を変える根拠にはなりませんが、買う順番や数を見直す材料にはなります。
- 本記事に出てこない Spirit Burn が、集計で最も大きな差を示しました。
注意:勝っている試合ほど高額アイテムを買えるため、「買ったから勝てる」とは言えません。差の大きさの多くは±2〜6ポイントで、購入数が少ないアイテムほど誤差が大きくなります。パッチと使い手の習熟で数値は動きます。
以下の推奨ビルドは、集計とは別に、スキルの性質から編集部が組んだ構成です。集計と向きが合わない点は、上に書いたとおりです。
Sevenビルドの設計思想
Sevenの強さは「ファーム速度で装備を先行させ、その装備で範囲を焼く」という単純明快な循環です。ビルドの仕事はこの循環の加速。序盤の買い物はすべて「稼ぐ速さ」への投資と考えると迷いません。
スキルオーダー
- Lightning Ball優先:ウェーブ処理速度=Sevenの経済エンジン
- Power Surge次点:撃ち合いとファームの両方を加速
- Static Chargeは1ポイントで長く機能する(自衛と起点の最低限)
- ウルトは取れる時に必ず。Storm Cloudの強化はゲーム後半の主役
スピリット標準型(推奨)
- 序盤:Extra Spirit / Mystic Burst(スキル威力の底上げ)→ Sprint Boots(機動力の低さを補う準必須枠)→ 継戦の回復系
- 中盤:Compress Cooldown系(電撃球に付与。電撃球の回転=収入の回転)→ Mystic Expansion系(範囲拡大は面制圧型の実質火力)→ Duration Extender系
- 終盤:Improved/Superior Cooldownの上位 → Boundless Spirit(最終到達点)→ Echo Shard(スキル2度撃ち)等の切り札枠
- 意図:威力・回転・面積の3軸(スピリットアイテムの記事参照)をバランス投資し、ファームも集団戦も同じアイテムで加速する構成
ウルト特化型(構成が噛み合う試合)
味方にDynamoやMcGinnisの壁など「敵を固める手段」が複数ある試合は、ウルトの回転と持続へ投資を寄せます。Storm Cloudの強化を最優先し、クールダウン系を重ねて「集団戦のたびに雷雲がある」状態を作る型。単体戦の火力は落ちるため、孤立行動は封印してください。
状況分岐
- 敵にKnockdown等の中断アイテムが増えた:ウルトへの追加投資を一旦止め、通常スキルと生存へ。「吐かせてから撃つ」運用に切り替える(完全ガイドの対策欄の裏返し)
- 対スピリット耐性を積まれた:耐性低下系で上書きするか、スロウ等の妨害価値へ比重を移す
- 暗殺型に単独ファームを狩られる:耐久と脱出系を1枠。そもそも狩られない位置取り(ジャングルの記事参照)が先ですが、保険には価値があります
優先度が低い買い物・よくある失敗
ここで挙げるのは、この記事で紹介した型を前提にした編集部の判断です。別の型や試合の状況によっては当てはまらないことがあります。
- 武器アイテムへの深い投資(Sevenの銃は補助輪。スキルの火力曲線に勝てません)
- ファームに満足して戦闘用の買い物を忘れる(収入は手段。「稼いだのに負けた」はSevenの典型的な敗因です。NG行動10選の4番と7番を参照)
まとめ
- 序盤の投資はすべて「稼ぐ速さ」へ。機動力の補強を忘れずに
- 中盤は威力・回転・面積のバランス投資
- 敵の中断アイテムを見たらウルト依存を下げる柔軟さを
※Deadlockは開発中のタイトルです。パッチにより数値や仕様が変更される場合があります。
※アイテムの効果・価格はパッチで変動します。系統の意図とセットで読んでください。Sevenの基本性能は完全ガイドを参照。
出典:この記事は編集部による解説です。「集計結果」の節は deadlock-api.com(第三者の公開集計。ランク戦、2026年9月30日〜10月5日、30分以上の試合、取得日:2026年10月5日)。Valve公式のデータではありません。




